天使の寄り道1 

2017/12/21(木) 原作の隙間1788冬
1787年11月20日。

その日はすでに日勤の報告が上がっており、夜勤者は交代を済ませたばかりだった。

本日の日誌をまとめ上げたら、兵営の控室で待機している御者のジャン・ポールに馬車を車寄せに移動するように連絡し、全ての鍵が返却されていることを確認し、訓練に使った銃器と弾薬の記録と在庫を照会してから、火の始末と戸締りの確認と同時進行でオスカルに身支度をさせる。

帰宅間際に持ち込まれがちな緊急の案件-ほぼ9割がた緊急ではないにも関わらず-にオスカルが首を突っ込むスキを与えないよう、可及的速やかに馬車に拉致する乗せる。その段取りを忙しく脳内構築していた矢先、アンドレは数人の兵士が執務室の扉の外で押し合い圧し合いしている気配をいち早く捉えた。

一刻も早くオスカルを連れ帰るために、あらゆる知覚を全開にしていたアンドレには、誰が扉をノックするかでもみ合っている兵士の様子が重厚な戸板を透かして見えるようだった。

くそ、誰だ。今日、オスカルにこれ以上余分な面倒事を持ち込む奴らは、全員視線で焼き殺してやる。アンドレはやおら立ち上がり、つかつかと扉まで近づくと一気に開扉した。

「う、うわぁぁぁっ!」
今にも扉を叩こうと大きく腕を振り上げていた第二中隊第一班ラサール・ドレッセルが目標物を失った勢いで室内に倒れ込んで来た。その後から第五中隊第四班ジャック・モロー、第三中隊二班ヴァンサン・ルセーヴル、第一中隊三班ミシェル・ミュレ、第二中隊三班二コラ・ラ・フォンテーナが次々と折り重なるように司令官室内へ雪崩れ込み、兵が一山でき上った。

「おい、一体何の騒ぎだ」
我ながら私怨丸出しの恐ろし気な声だ。と、妙な自虐感をじっとりと味わいながら、アンドレは足元に転がる連中をしげしげと見下ろした。あまりにも見事にミルフィーユ状に重なったがために、立ち上がるに立ち上がれない兵士らは無様にもがいている。アンドレ本人ですら知らなかった己のダークサイドを次々と白日の下に引きずり出してくれた貴重な面々ではあるが、それを今感謝するほど寛容な気分にはなれそうもない。

「しかも、おまえらどういう組み合わせなんだ…」
隊も班もばらばらで、オフ時につるむグループとも違う不可解な顔ぶれが揃っている。衛兵隊に転属して1年が経過し、今や兵士全員の顔と名前とバックグラウンドを全て把握しているアンドレだが、彼らの関係性がどうしてもピンと来ない。

「何事だ」
背後からオスカルが問い質す声が聞こえた。務めて重々しい口調を意識しているらしいが、アンドレとは違って明らかに状況を面白がっているようだ。振り返れば、隊長殿は一見偉そうに深々と椅子の背もたれに身を預けているが、片眉がひょいと上がっているではないか。

ああ、准将さまは興味津々だ。あいつが直々に関わるまでもないような案件であっても、確実に首を突っ込んで来る意気がムンムンだ。

アンドレはどっと疲れを覚えた。そう言えば、『隊長らしく司令官室でふんぞり返っていやがれ』と毒づいた某班長がいたっけな。苦い記憶を思い出したアンドレは、案外あいつとは意見が合うのかも知れないという恐ろしい可能性を発見し、身震いをした。


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ラサール・ドレッセルは大汗をかきかき、本日の一番重要な要件を五名の代表として隊長に上申していた。同じく緊張の汗びっしょりになりながら、ジャック、ヴァンサン、ミシェル、二コラも直立不動で後に並んでいる。

「と、いう訳でして、公平のためにクジで代表を選ぶことに…つ、つまり選ばれた我々がたばかりながら…」
「何をたばかるんだ?もう多少のことでは動じないぞ?」
オスカルが口を挟んだ。
「はばかりながら、と言いたいんだろ」
ああ面倒くさい。そんなことで時間を取られたくないアンドレが注釈を入れる。

「ん?そうなのか?ラサール」
そうなのかどうなのか。口上は一応アラン・ド・ソワソンが作成してくれたものを暗記して来ただけなので、たばかるもはばかるも区別がつかないラサールには答えようがない。

すでに頭の中は真っ白、助け船を出してくれたらしいアンドレに救いを求める目を向けてみたが、それ以上の慈悲をかけるつもりはない従卒は無表情で立っているばかりだ。

「それでですね、え…と、一年が経ちましたので…何と言いますか、この記念すべき果実を熟して隊長のお寝間着をお召し上がりたい、じゃないや…お許し…えっと…」

な、何だって?何だか穏やかならぬ意味不明言語にぎょっとしたオスカルは無表情を貫こうとしているアンドレを見上げる。
「…アンドレ」

お手上げだ、何とかしろ。省略された無言の命令を聞き取りたくもないのに聞き取ってしまう自分にアンドレは舌打ちした。従者の鏡としては、一刻も早くオスカルを邸に連れ帰りたい。しかも邸ではノエルの準備に大忙しだ。不本意ながらこの場を何とかするのも役目の内だろう。アンドレは仕方なくラサールの怪しい言語を解読した。

「記念すべき佳日を祝して隊長をお招きしたい、じゃないか?」
「え?」
思いもかけない通訳にオスカルが眼を瞠った。
「そうなのか?ラサール?」
「はっ!た、多分そうでありますっ!」

他の四人の兵士も首から下はガチガチに緊張したまま、頭だけはうんうんと必死で頷いている。『多分…ねえ』アンドレはやれやれと肩を落とした。面白くはないけれど助太刀してやった方が話は早そうだ。

「ラサール。それにジャック、ヴァンサン、ミシェル、二コラ。どうやら時間をかけて準備して来た文言があるようだが、そいつは一旦忘れて自分の言葉で話したらどうだ。その方がちゃんと伝わるぞ」

アンドレは居並ぶ五人の兵士をそう諭すと、オスカルに目くばせして同意を求めた。なるほど合点がいった、とオスカルも隊員らに向けた目を細める。

「つまり、おまえ達はくじ引きで衛兵隊代表に選ばれ、私を何かに招待しに来てくれたのだな。そこまでは理解した。では諸君、主旨を説明してくれたまえ」

オスカルは悠然と微笑んだ。うっかり真正面から伝説の麗人の吸い込まれるような深い蒼と対峙してしまった五人の兵士は塩の柱と化し、彼らから辛抱強く主旨とやらを聞き出す役目をアンドレは担う羽目になった。

こうして『困った時のアンドレ』はオスカルのプライベート用専売特許を超えて、衛兵隊内でも常識になってゆくのだが、それはまた別の話。


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サン・ルイ地区のはずれにある居酒屋ル・コック亭は青い軍服の兵士で溢れかえっていた。客は明らかに店の許容量を超えていて、屋外に並べられた近隣の安宿から借り集めたテーブルや樽も全て満席だ。

臨時雇いの若い女給数人が必死に給仕に奔走し、女将は彼女らを怒鳴り散らしている。しかしよく見れば、突然降って来た千客万来の幸運に女将の足元はひらひらと浮くように舞い踊っており、叱りつける怒声は、ウキウキ感一杯だった。

女給の一人にオスカルの目を引く娘がいた。大きな潤んだ茶色の瞳以外に際だった特徴があるわけではない一見平凡な娘だ。給仕仕事が初めてであることが、その非効率な動線から伺える。

しかし、一途な一生懸命さが滲み出るような娘だった。本人は真剣なのだが、たびたびヘマをやらかすので、何かと女将に怒鳴りつけられている。その娘が気になるオスカルはその姿を時折視界の端で追っていた。

その人が林立する空グラスを回収しようと、オスカルの目の前に大きく腕を伸ばした時だった。忙しく立ち働く彼女の肩からはらりとフィシューがほどけて落ちた。気にかけていた娘なので、オスカルのギャラントリーが本人の意思より早く発動した。

肩掛けが床に落ちる前に受け止めると、オスカルは美しい所作でそれを恭しく娘に差し出した。持ち主は労働の汗が光る頬を染めて肩掛けを受け取り、慌てて広く開いた胸元をそれで覆った。オスカルが柔らかく微笑みかけると、娘は増々頬を赤らめて俯き、あたふたとオスカルの着座したテーブルから空の食器をかき集めた。

慌てた結果、グラスが続けてテーブルから転げ落ちた。気泡だらけの分厚く武骨なグラスは床に転がっても割れはしなかったが、それでもル・コック亭の大事な商売道具である。たちまち女将の罵声が飛んだ。オスカルは平謝りする女給と鬼の形相で怒る女将の間にするりと入り、膝を折った。

「わたしの不注意が招いたことです、マダム。どうぞお許しを」

勿論、うやうやしくマダムの指先にくちづけを落とす必殺技が同時に繰り出され、マダムを刺す。マダムと呼びかける声の甘さと低音のコンビネーション、相手の瞳を見つめる絶妙の角度、微笑み返しするタイミングなど、勝率を高めるエレメンツはオスカルの経験値が自動的にたたき出すので、気づいた時には相手に完封勝ちしているという寸法だ。

マダム・ル・コックはたちまち相好を崩し、小さくなって震えている女給に『この次からは気をつけな』と上機嫌の猫なで声を出すと、オスカルに特大スマイルとお辞儀を返して何度もニコニコと振り向きながら厨房に戻って行った。

呆然と立ち尽くす女給に、気にせずベストを尽くせばいいのだよ、という意味を込めてオスカルはウィンクして見せた。勘の良い娘らしく、女給ははにかみながら小さく頷いた。意図は伝わったらしい。

結果オーライだったが、実は衛兵隊に転属してから、大衆居酒屋のような場所ではむしろ悪目立ちするから、下手なお貴族様風男気は封印しておけ、と幼馴染に口やかましく言われているオスカルだった。それなのにまたやってしまったようだ。

仕方ないじゃないか、条件反射なんだこれは。宮廷のペチコートバトルフィールドで無血平和維持活動するには、銃器よりもギャラントリー戦法を使わざるを得なかったことはおまえだって知っているだろう。しかも、そう言うおまえだって、相当な使い手じゃないか。

などと、今夜はまだ言われてもいない小言に腹を立てたオスカルは、彼の姿を探し、店内にざっと視線を巡らせた。果たしてくだんの彼は、フランス衛兵が埋め尽くした居酒屋の全てのテーブルに料理と酒が均等に行き渡るよう采配するために奔走中につき、オスカルの違反行為には気づいていない。

食い物の恨みはシンプルな男たちの喧嘩花火を容易く発火させるから精一杯気を使っているのだろう。つくづくご苦労なことだ。彼の席は宴会終了まで空席のままだろう。

オスカルが脳内議論をアンドレに吹っ掛けている間に、女給は両手に余る大きな盆に山盛りの皿とグラスを積み上げるとよろよろと持ち上げた。するとまた肩掛けが彼女の肩をするりと滑り落ち、娘の二の腕にぶら下がった。

娘は困ったように少し眉根を寄せたが、両手が塞がっているので仕方なく肩をはだけたまま狭い通路を厨房に向かって歩き出した。酔いに任せて浮かれ暴れる部下たちの合間を危なげに体をよじって通り抜けて行く。

オスカルは助太刀してやりたくなる衝動を制御した。隊長である立場でそこまでしたら、今度こそ彼女の立場を危うくするだろう。

それにしても、これだけ大勢の部下が店を埋め尽くしていると言うのに、誰も彼女に手を貸すことも、協力することも思いつかないとは情けない。オスカルと同じテーブルについているダグー大佐も、ドルー少佐もデュレンヌ大佐もにこやかに談笑しているが女給の過重労働には気づかない。

思いがけない売り上げ増にほくほくのオーナー夫婦は幸せ一杯で今夜床に就くだろうが、この居酒屋の許容量をはるかに超えた人数を収容したこの夜、そのしわ寄せは確実に雇われ女給数人の細い肩が担う。

だからと言って幸せいっぱいに飲み食いしている部下達に水を差すのも無粋な話だった。なぜなら、今日は何とオスカル衛兵隊就任一周年記念祝賀会なのだから。

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フランス衛兵隊ベルサイユ部隊を代表としてあみだくじで選ばれた五人の兵士がオスカルの執務室をノックしたのは約一か月前。照れながらやって来た代表五名によると、フランス衛兵ヴェルサイユ部隊全員がオスカルの就任一周年を祝いたいと意見が一致したらしい。

ひいては兵営での宴会を許可して欲しいというのが代表五人の申し出だった。そして、ささやかながら小遣い銭を出し合って乾杯できるくらいの用意をするので隊長に御列席願いたい、と五人そろって頭を下げたのだ。

ブイエ将軍落馬事件はたった二か月前、まだ記憶に新しい頃である。隊長らしく、一応の勿体をつけたオスカルが『考えておこう』と威厳を保って見せる後ろに控えていたアンドレに、『わたしは今感動の涙を堪えている!』と、背中が静かに絶叫している声が丸見えだった、と後で言われた。

緊張のあまり同じ側の手足を同時に出しながらぎくしゃくと五人が退室してからしばしの間、立ち尽くしていたオスカルはじんじんとうずく赤く染まった鼻頭を押さえながら『アンドレ…』と言うのが精いっぱいだったから、感涙崩壊寸前だったことは当然彼にバレていた。

オスカルが何も言わないうちに『了解』と請け負ったアンドレは、ヴェルサイユ部隊を三等分し、全員が出席できるスケジュールで三回に分けた祝賀会を手配した。勤務に支障のないように兵舎からほど近いヴェルサイユの下町に位置し、かつ兵士たちが気兼ねなく寛げるランクの店で、勿論費用はオスカル持ちで。

『それじゃあ、意味がねえだろ。俺らが祝ってやる側なんだぞ』と不平をあらわにした一部へそ曲がりの声はアンドレの耳にも届いたが、その他99.9%の兵士が狂喜乱舞する軍靴の音にかき消されてしまった。

今夜、そのへそ曲がりはこの居酒屋のどこかにいるはずだ。オスカルと幹部将校五名は今夜から三日間連チャンで宴会に出席することになっている。


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宴会一日目は特に大きなハプニングなく『隊長に乾杯!』で終宴を迎えた。宴も後半を迎えると、良い加減の酔い効果でリラックスした兵士が次々とオスカルのテーブルを訪れて、開けっ広げな会話が弾んだ。

故郷の家族の話、家業の裏話、衛兵隊に所属するようになった経緯、失恋や初恋の話。時に下品で時にほろ苦く、ユーモアと悲しみがないまぜになった兵士の世界観を無礼講の場で聞くのは興味深かった。そして、基本社交界を好まないオスカルだが、とにかく楽しかったのである。

兵士から祝宴を発案されて感涙したものの、三連チャンには正直気が重かった。ところが、一日目が終わって残ったのは心地よい疲れだった。ヴェルサイユ上流社交界でのような、エネルギーが根こそぎ消耗する疲れとは全く違った。

宴会が終わるまでの間、新米女給は時々オスカルの注意を引いた。容姿ではなく、雰囲気や在り方がどことなくロザリーやディアンヌを彷彿させたのだ。帰り際、オスカルは娘に労いの言葉をかけた。今日は大変な思いをさせて済まなかったね、明日からは、貴女たちの仕事がやり易くなるように、部下達に協力するよう注意喚起しておこうと。

娘にとっては全く思いがけない言葉だったのだろう。真っ赤になって恐縮する様子がいじらしかった。その様子を見ながらオスカルは疑問に思った。そもそも、わたしはなぜロザリータイプの女性に魅かれるのだろう。

帰宅する馬車の中ではアンドレに労わられたが、あと二日、オスカルは余裕で楽しめそうだった。労られるべきは、喧嘩騒ぎや周辺住民のひんしゅくを買うような事件が勃発しないように、終始調整役として奔走していた彼の方だろう。

彼は多分一滴も飲まず、一口も料理を口にしていない。消耗しているのは彼の方なのに、ご苦労だった、あともう二日間よろしく頼む、と声をかけるだけで終わる自分にオスカルはふと寂しさを覚え、自問した。

例えば、先ほどの新米女給だったら彼をどんな風に労るだろう。食事する間なく働いたあいつにスープを温め、新しい着替えを用意し、洗顔用の湯を沸かし、凝り固まった肩や首をやさしくマッサージするくらいのことをするのではないか。

オスカルの思考は堂々巡りを始めた。邸に戻り、待ち構えていたオスカル付き侍女のマルタに手際よく軍服を脱がされる間も、部屋着を羽織らされ、湯あみの支度が整うまでこちらでお寛ぎください、と暖炉前のカウチに導かれてからも、世話を焼かれる間中、オスカルはぼんやりと考えを巡らせていた。

暖炉はオスカルの帰宅時刻に丁度良い火力になるように調整されていたのだろうし、湯の支度だって時間を逆算して準備していたのだろう。仕事と言えばそれまでだが、マルタの世話にはハートがある。

ばあやしかり、ロザリーしかり。決して表に出ず、称賛を求めず、見返りを求めず、自然に世話をしてくれる女性たち。わたしが持ち合わせていないその資質を持つ女性に、つい惹かれてしまうのだろう。と、オスカルは結論に達した。

くるくると働いていた娘の姿が目に浮かんだので、オスカルはその隣にアンドレの姿を映し出してみた。呼吸するように自然に男の世話をする娘と幸せそうに微笑むアンドレの姿が浮かび上がる。

絵になるではないか。きっと、アンドレの隣に立つ娘は、自分とは真反対なタイプが相応しい。別にさっきの娘でなくてもいい。ディアンヌでもいいし、ロザリーのような娘でもいい。

「ふむ、わたしはあいつと並べて馴染む家庭的な娘が気になるのか」

またもや、しっくりと腹に落ちた。自分から余計な妄想をした挙句、ご丁寧に頭の中で映像化までしたオスカルの気分はどんよりと落ちてゆく。

「きゃ~っ!湯の中で寝落ちしないでください、オスカルさま!」
マルタの悲鳴が頭上に聞こえ、はっとすると同時に浸かっていた湯舟の湯を吸い込んで、派手にむせたオスカルだった。
            

             続く


:追伸:UP後にブイエ将軍落馬事件は1788年のことだと教えてもらいました。やっちゃたよ(*'ω'*)。と言う訳で、ここでは1787年秋に落馬事件が起きたことにしておいてくださいませ。教えて頂いて助かりました。(修正しないけど)ありがとうございました。


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